このレビューはネタバレを含みます
全然好きになれなかったシリーズもようやく最後の作品
今回もまたしんどい時間を過ごすことになるだろうかと思ったけれど、ここまでの作品よりはマシだったのは脚本家が変わったからだろうか
ただ、やはり面白くはなかったし、その脚本部分の詰めの甘さみたいなものが目立った
コンパスは船長から渡されたことになっていて矛盾が生じるし(ディズニーは苦し紛れの公式見解をだしてるっぽいけど、作品内でフォローされてない限りそんなの無意味)、そもそもここまでの作品であんなにキーになっていたアイテムをジャック・スパロウがたかだか酒と交換するとかありえない
バルボッサとカリーナの親子関係にしてもとってつけた感が酷いし、そもそも最後、バルボッサが落ちる必要があったのかも謎
もうシリーズに対してマイナスイメージがつきすぎてしまっているからかもしれないが、好意的に解釈できる部分が全然なかった
1作目で素直に終わらせておければまだ良かったであろうに延々と泥を塗り続けた感が否めない(興行収益とか考えたらそんなこと思う俺はマイノリティなんだろうが)
やっとこれで他の作品に進めると考えるとホッとするとともに良く見切ったなと自分を褒めたい