巨匠デヴィット・リンチの娘さん、
ジェニファー・リンチ監督のサイコスリラー!
9歳の頃に母親と共に謎のタクシードライバーに拉致されたティム。
母親は殺され、それから9年間もの間、タクシードライバーで誘拐犯のボブに監禁され奴隷のような生活を強いられていたー
なぜ彼らは誘拐されたのか、
なぜ犯人はティムを生かし続けたのか、
最後の最後に判明する驚愕の真実に怒りより悲しさと虚しさを覚える…(ノД`)
誘拐犯はヴィンセント・ドノフリオ!
でっぷりとした体でティムを“ラビット”と呼び自分ルールを刷り込み恐怖で縛り付け一切の自由を奪う嫌なヤツ。
でもその一方で医学を学ばせ一緒にテレビを見たり…どこか親子のように見えなくもない違和感ある風景も。
そんな謎めいた全てはあの結末が解消してくれたように思います…
エログロもほぼ無く、
単調なシーンが続く地味な映画…
ーで終わるのかと思ったら最後でとんでもない爆弾が仕込まれてて、結果大満足で着地しました(*´ω`*)
残されたティムはどこへ向かうのか。
行き先は思い当たるけど、どうかそこではない事を願いたいー