ゆかたん

花宵道中のゆかたんのレビュー・感想・評価

花宵道中(2014年製作の映画)
3.6
安達祐実を愛でる映画(性的な意味で)。

安達祐実扮する遊女・朝霧。かぁわいい〜!
可憐なのに勝ち気なとこもあって、「一発五文の鉄砲女郎でも買ってきな!」の台詞はしびれた。
すっかり感情移入してしまって、衆目下で慰みものにされるシーンは可哀想で見ていられなかった。わたし…NTRの趣味はないんで…。
安達祐実のために男性陣地味にしてんのかなってくらい、メンズは華がなかった。
華は足りてるからいいんだけど。
それが余計に、「そんな男にほだされちゃって〜」って気持ちにさせるから、もしや計算づくなのかもしれない。

先がないのがわかっていて、ふたりきりの花魁道中。簪も傘差しもない。でもめっちゃきれい。

吉原で色恋で、ハッピーエンドなわきゃなかったわ。また泣いてしまったわ。
飴玉もらった子供みたいな笑顔、できるの安達祐実しかいないね。