大切なクリスマスツリーを燃やしてしまったアジア系アメリカ人の青年コンビが、新しいツリーを入手するべく、夜のニューヨークを東奔西走する。アメリカのクリスマス文化をネタにしている、ナンセンス・コメディ第3弾。
長期シリーズに入ったため、主人公コンビが三十路に突入。恋人と結婚したハロルドはマリファナ遊びをきっぱり止めて、金融企業勤務のエリート生活を堪能。一方、恋人と別れたクマールは、これまで通り、マリファナ漬けの日々に没入する。
3D映画として製作されているので、マリファナの煙とコカインの粉末、そしてチンコが手前に飛び出してくる。ハロルドの新しいバディが子連れであり、誤って薬物を吸った赤子が、キメキメ状態になるところが最高に笑える。
ゲスト出演では、ハロルドの義父役でダニー・トレホが登場。ニール・パトリック・ハリスも再登場するし、美女を囲っているイエス・キリストも出てくる。ただし、長距離移動と人種差別ネタが後退しているため、全体的にインパクト不足の感が否めない。
