このレビューはネタバレを含みます
見たいものリストに長いこと入れていて、ようやく視聴しました。
ベンがとにかく格好良い。
人生の大先輩。
妻を亡くしてからもくさることなく
興味のあることに何でも挑戦し
インターンとして新しい職場で
彼のやり方で若い同僚たちに馴染んでいく様子がスマートで
彼と仕事出来たら自己肯定感も上がって楽しいだろうなぁと思いました。
ジュールスは自分には彼が必要ないと思っていて
最初は失礼な態度もとっていたけれど
あまりの仕事の忙しさに大切な家族との時間も取れず
心身共に疲れていた彼女には
彼の決して押し付けない、相手を尊重する優しさが必要だったのですね。
ありのままの自分をベンに少しずつ見せることで
心が解放される時間も増えていく。
私がこの映画で一番印象に残ったのは
ジュールスの夫との問題も
話せる間柄になって
ベンと二人でテレビを見た時
画面から流れてきた映画?の
男性が歌うシーンを見て
ベンがそっと涙を拭うところです。
年齢、性別を超えて大切な友人となった
ジュールスを想ってなのでしょう
こういう愛の形もあるのだなと……
改めてベンが素敵な人だと思いました。