夫殺しの主婦に平泉成演じる記者がインタビューをするという形式でその経緯が明らかになっていく流れ。
女と記者の淡々としたやりとりの空気感に引き込まれるし、夫殺しに至る経緯に今思うと~という冷静な視点が…
団地,立ちんぼ,喫茶店対面,レコーダー,コマ送り,銃,身体が腐る前に退職,殴りDV,ホテル赤照明,金属バット旦那撲殺,海浜,バスタブ死体放置,波濡れ,電子音,家族会員カード使用,バナナ話,バナナジュ…
>>続きを読む夫を殺した妻の、
娼婦のようになるところから殺人、その後の行動にいたるまでを、
記者との対話、からの回想で描く。
夫が夜勤を始めて、その帰りを外で待っていたところから始まる娼婦まがいへの道。
1日…
【詳述は、『すけべてんこもり』欄で】器用で細心にして大胆なトシキには、小津とカウリスマキをドッキング⋅呼応させるなんてトンデモ芸当も、自然な感覚で出来てしまう。また、今岡さんの処女作からのファンだっ…
>>続きを読む主人公が「信頼できない語り手」なのが面白い。
対する聞き役の平泉成は抜群の安定感。
暴力シーンとその後の描写にリアルさがあるのも良い。
以前シネマテークで上映したオムニバス『短編集 さりゆくもの』の…