JohnConstantine

トランスフォーマー/最後の騎士王のJohnConstantineのレビュー・感想・評価

3.7
Amazonで1から順番に鑑賞、シリーズ5作目。

ここまで2作目はまずまず、それ以外はいずれもなんとなくイマイチで、本シリーズがヒットしたのか疑わしいとの思いを抱かざるを得なかったが、本作でようやく違和感なく楽しめた。

今回はアーサー王伝説とトランスフォーマー達を絡めたお話。

アンソニー・ホプキンスが出てきたことでぐっと厚みを増した印象。
ヴィヴィアン役のローラ・ハドックも申し分ない。
ケイド役のマーク・ウォールバーグも前回ほど筋肉ゴリゴリではなくムキムキ程度で程よいルックス。前回はいくらなんでも鍛え過ぎでしたね。

舞台が英国に移って、雰囲気たっぷり、前半~中盤の謎を追っていくストーリーと外観はトランスフォーマーの枠にとらわれないスパイもののようなムードもあり実に良い。

そして決戦の場ではインデペンデンス・デイのような人間の力の不完全さやそれを補う絆、そしてそこにトランスフォーマーならではのオートボットと人間のコンビネーションが加わってなかなか見応えがある。

今回はとにもかくにもアンソニー・ホプキンスの存在感、英国を舞台とした全体に漂うムード、そしてローラ・ハドックの美しくも凛々しい姿、これらによってなかなかの作品に仕上がったと思います。
久しぶりのジョン・タートゥーロの登場も良かった。

5作目にしてようやく納得して楽しめた作品でした。
JohnConstantine

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