メル

セクシリアのメルのレビュー・感想・評価

セクシリア(1982年製作の映画)
3.8
好きな人は好き!苦手な人はダメ!🤣なアルモドバル監督の初期作品。

「トーク・トゥ・ハー」より20年前の作品なので、当たり前だけどセシリア・ロスが若くて美しい。
そしてアントニオ・バンデラスのデビュー作。
そしてそして、監督自身が自分のバンドを率いて舞台で歌ってますミニスカート(?)で。

ニンフォマニア(色情狂?)、SEX嫌い、人工授精、父によるレイプ等など、そこに亡命中の皇太子も絡んで…。
アルモドバル監督って始めっからあらゆるタブーを取り払って、本当に自由に作りたいものを作ってきた人なのね。

セクシリアは主人公の名前で皆んなからはセクシーと呼ばれている。
電話をかける時「Hi ! I'm Sexy」って🤣

いつもの事だけど画面がカラフル。
特に今回はセクシーの部屋の壁紙がマティスの巨大絵画の様で大好物。

誰も彼もこれだけ自由に生きられたら、結果がどうあれ後悔は無いかもね。
メル

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