一

逆さ吊し縛り縄の一のレビュー・感想・評価

逆さ吊し縛り縄(1985年製作の映画)
-
続編にあたる『SMクレーン宙吊り』も以前観たとき感動したけど、1作目もまた素晴らしい。初来店のSM風俗で1万円安いMコースを選ぶセコい+何者でもない下元史郎がメンター池島ゆたかにより博愛のサディストaka地獄のローパーへと転身する。野犬のような池島妹を調教する特訓シーンは完全にスポ根調でアガるし、偽明菜の歌う『予感』が流れる彼女の回想シーンは無駄に切なくて心掴まれる。眼帯のサディストとなった下元が相対する美人局スケバンたちも最高。偽明菜の『飾りじゃないのよ涙は』をBGMに、クライマックスの決闘に向けて戦闘準備する早乙女宏実マジでかっこいい。特効服の背中には“翔”!武器はどっから出てきたのかわからない6連発リボルバー!全弾撃ちきって弾を込め直す挙動もイケていた。しかし最終的には勝新よろしくな下元さんの縛り吊し責めがキマるのだった。縄
一