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二ツ星の料理人のロックのレビュー・感想・評価

二ツ星の料理人(2015年製作の映画)
4.0
パリで名を馳せていた料理人のアダム。
しかし彼は問題を起こし一時は料理界から姿を消す。3年後、再びロンドンに姿を現したアダムは三ツ星を狙うことに。しかし3年間で料理界のトレンドは大きく変化しており…

ブラッドリー・クーパーの料理人姿を観たくて観賞!普段はもっとアクションチックな彼を見ることが多かったからとても新鮮でした。

どんな業界も進化するのが常で料理界にはそれが顕著に現れるのかも。
フライパンは"古い"なんて衝撃発言よ。
そしてその業界の中で修羅場をくぐりぬけてきたアダムが職人気質で上下関係とか絶対君主なのも分かる。

でもそれを続けてるだけじゃよくないんだと気づいて変わるのもまた素敵。映画の醍醐味。
またもどん底に突き落とされるような出来事も起こるけど、そっとなだめてくれるライバルのリースも良い。実は認めてた、みたいなのもあるあるだけどよい。

出てくる料理は馴染みが無さすぎて美味しそう!とはならないけどワクワクはする。
いちばん美味しそうだったのはケーキかな🤤笑

料理どうこう、より人間関係がメインの映画でした。
夢を持つあまり傲慢だったアダム。
腕はあるが子育てのために才能を生かしきれていないミシェル。
主にその2人とその他アダムを信頼する人々が織り成すリアル〜な料理人を描いた"らしい"映画でした。
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