モヒカンのパンクロッカーである田村。
彼女が妊娠したため田舎に報告に行くが、父親が余命わずかなことを知る。
タイトルでもあるモヒカンのインパクトは確かに最初あるのだが、田舎に戻ってからは特に触れずじまい。
でも見せたいのは家族の触れ合いということが分かれば、次第にこの雰囲気が居心地よくなっていく。
役者も進行につれ馴染んでいき、松田龍平や前田敦子。
柄本明やもたいまさこなども皆上手い。
ピザ屋の件などなんとなく感動させられた印象。
監督の沖田修一は「南極料理人」の人なので、この雰囲気作りはすごく納得した。