俺は好きだよ。ホラーというかミステリ?サスペンス?サスペンスじゃねえか。
ラスト以外に恐怖はないと断じてもいいが、逆にそれが油断だったのはいい体験だった。ラスト死ぬほどビビりました。
正統派Jホラーではなかったな。
20211214追記
多分上述の感想を書いたときっていうのも初見じゃねえんだよな、、
あらすじはめっちゃ幽霊出るから調べようぜ!ていう話
原作からして好きなんだけど映画はかなり小綺麗にまとめてるんだなって今見て改めて思った
時間経過も映画は2年だし
久保さんの年齢からして全然だし
そもそも話の舞台が岡谷マンションだけに限定されてるし!
それでもかなり原作の要素を拾おうとしてるのがよかった
こぼれ落ちた恐怖エピソードをアレンジして加えるだけにとどまらず、映像表現ならではの「怪異は何も終わってない」描写とかともかく原作リスペクトに溢れてた
「いるかもしれない、けど気のせいかもしれない」という「虚妄」なんですよね、バトルする幽霊もおらず霊障っぽい肩こりも原因がある
ただ怪異の根が繋がってるように見えるだけで、理由をつけようと思えばつけられるとかなんとか、、
俯瞰してる我々目線との温度差がまたいい味出してる映画です
まあだからこそ編集部を怪異が襲うことに対して拒否感を示すのもわかるんだよな、、
文脈すげー変わってるように見えるし
俺は「あーやっと人死にレベルの害に繋がった!」って腑に落ちることも含めてめっちゃ怖くて好きだけどねあれ
で、怖いと言えばあの黒い人影
冒頭にも出てくるけど、だからこそ安っぽいんだよなあれ
ストップモーション映画みたいにぎこちなく動く様子とか遠近感が違うように見てて画面から浮いてる様子とか、ともかく安っぽい
なぜならばあの影は、冒頭の河童のミイラの段階では存在の理由がない単発の怪異だったから
いっそ滑稽なほど手抜きな黒い影を、繰り返す描写で補強し、あそこまで恐怖の演出に変貌させる手腕には脱帽しかない
正直映像効果も演出も最高クラスに好きな邦ホラーだと思ってる
まああ〜日本!て感じのカメラワークは散見されるけどストーリーの面白さから集中して見られたのであんま気にならんかった
あと主人公の担当がマジの空気クラッシャーでいい味出してたな
それでいて決して怪異の法則に理解がない無能ってわけではないところがいい
あとあとあと主人公の女優マジで美人で好きだった
でもこのキャラが他人にタメ語使ってるの違和感あるんだよなぁ、、
まあいいけど
スコアには0.7加算して3.9にあげておきます