ダイナゼノンが大嫌いだったんだけど、映画内で蓬に自身を「空想上のキャラクター」だと認識させた上で「フィクションを信じる」「人は虚構を信じられる唯一の生き物」と明言してくれたおかげで、そんな評価が一気に裏返るぐらいには傑作だった
グリッドマンではかろうじてあった「キャラクターにおける怪獣被害への認識」がダイナゼノンではほとんど完全に消失してるところがどうも無責任としか思えなくて全てが受け入れられなかったんだけど、蓬たちは誰かに信じられて生まれてきたキャラクターであって、その役割はダイナゼノンのパイロットであって、それ以外のことは担う必要がなくて、だから彼らは怪獣災害に対する危機感や拒否反応を示すことを「選ぶ」必要がなかったんだよね
これを確信できたおかげでダイナゼノンのことも評価できるようになったし、今作のなかでの蓬とガウマの絆や蓬とゆめのイチャイチャを純粋に楽しむことができた
マジで救われた気分だった
ダイナゼノンほんとに嫌いだったんだよ、、
