このレビューはネタバレを含みます
とてもよかったけど、よかったのは主人公のほうではなくてもう一方の家族のほうかな。
主人公に関しては、不倫してた男というというイメージがずっと付いて回ってて、あまり好意的に見れなかったんだよね。
妻を亡くした悲しみというより、自分の中にある罪悪感に苦しんでるようにしか見えなかったし、子どもに関わるその姿勢にも、罪滅ぼし的感覚があったんだろうな…と思うと、なんとも言えない気持ちになったわ。
しかしながら、つらい思いを抱えてる子どもにとっては、寄り添ってくれる他人の大人が必要だと思うので、結果的に主人公の存在はあってよかったのかなとは思う。