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バービーのMRTのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
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大学の映画館にて。

みんなおもろいシーンで声出して笑うし、いい感じのシーンが終わった後歓声飛び交うし、大学の映画館だからだとは思うがだいぶ自由に各々楽しんでいて良い雰囲気だった。まるで娯楽じゃねえかと思ったが、そう、映画って娯楽だから当然好きなように楽しめば良い。

英語だと字幕ないと7割くらいしか理解できんけど、ギャグ要素強めでセリフも難しいところないしアクセントもないので普通に楽しめた。
バービーもそうだが、ケンのアイデンティティに対する問いが印象的でした。「いつもバービーの隣にいる」ケン。だが結局最終的には、Ken is ME! と納得できたようで何より。
あとは、わかりやすいほどに、男女の対比もあった。女子が牛耳っていたバービーランドがケン率いる男の世界へ大変身。やはりマーゴットロビー出演作は、ただのギャグ映画では終わらない。どこかメッセージ性を含んでいる。

ドアップにしてもパーツごとにお人形のように整っているマーゴットロビー、マジですごいと思いました。あと、3枚目のライアン・ゴズリングもまた新鮮で面白かった。
あとSex EdからEric, Maeve, Adamの3人が出てたの、アツかった!知らんかったので。

今日初めて会った人たちと、「バービー」という言葉が出る度に乾杯して酒飲むゲームやってかなり酔いが回ってしまったね…。恐ろしいゲーム。

ちなみに!Barbenheimer騒動のせいでずっと気になっていたこの映画を観に行くのをやめましたが、今回はスタッフとして働いてタダで見たためバービー側に一歳お金を落としてないということで、自分の中で線引きしました。
Oppenheimerも結局ただの原爆に関しての映画であるだけなんだろうけど、それをあんな風にいじるのは、さすがに配慮に欠けると思います。原爆なんて絶対にこの世に存在しちゃいけない。それを日本人が訴えなくてどうすんのって話です。
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