新作のゼロ号試写のため場末の映画館に集った関係者たちが、色情狂の感染源となる爆乳淫乱ナース（Hitomi）に襲われてしまう。"ゾンビもの"を踏襲している、オーピー配給のピンク映画。
浮浪者（荒木太郎）から、いわくつきのダッチワイフを引き取った映画監督が、淫乱ナースの命を吹き込んでしまう。そして、暴走状態の淫乱ナースに襲われた人間たちが、ゾンビのような見た目の色情狂と化していく。
本編ドラマでは、若手映画監督の青年（津田篤）と味方側のナース（あずみ恋）がくっついて、どうのこうのという流れに発展。映画のウンチクネタを含ませた台詞回しが頻出するため、共感性羞恥心を煽られてしまう。
色情ゾンビ同士で交ざり合い、大乱交に繋がっていくところが醍醐味なのだが、低予算ピンクのためダイナミックな映像は登場しない。倖田李梨、竹本泰志、なかみつせいじといった、常連俳優陣がダベっているだけで絵になる不思議。
