ペンギン太郎

クリープのペンギン太郎のネタバレレビュー・内容・結末

クリープ(2014年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

なんなんだこれは〜〜〜!?
見終えた後で背筋がゾワゾワしてくる(ジョセフが後ろに立ってそうで)ズーンとした暗〜い空気が漂い続ける映画だった。

 アーロンがいい奴すぎるよ…。「いつでも警察を呼べるように」じゃなくて、既に警察に連絡をして警察に見張っててもらっている状態で会うか、警察が無能で取り合ってくれないのならジョセフを完全に無視して即座に引っ越し(お金に困ってそうだから難しいかもだけど)、または撮っていた映像を警察に持ち込んで本格的に捜査してもらう…、でも警察はストーカー被害に対しては無能だから無理なのかな🥲

 最初は「ガンで余命が短いから生まれてくる息子に向けてのビデオ撮影か、ええやん…😢」って思ってたらそれも嘘、奥さんは実は妹だった、妹からは「兄はおかしいから逃げて」と言われる、ジョセフはなんか(恐らく)友情を越えたLOVEの感情を向けてくる。怖い。のに、ちょいちょい嘘に騙されかけて同情してしまっていた自分もいる🤣

全てが理解不能だった。言葉が通じない訳じゃないのが怖い。全く言葉が通じない方が「あ、こいつやばいぞ今すぐ逃げよう」ってなるのに、変に通じるから「もしかしてやばいのか…?」っていう疑惑の域を越えてこないのが…、なんか嫌(褒めてます)

絶対にアーロン殺されるだろうなあと思っていたがなかなか追いかけられる的なシーンがない。「いつ殺めるんだ?」と思っていたら、最後の数分で静かにトンッと斧を振り下ろすのが1番ゾワッとした。日常のワンシーンみたいで…

嫌な映画でした(褒めてます)
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