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リメンバー・ミーのmfのネタバレレビュー・内容・結末

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

自分勝手なクソガキっぷりになんだそりゃとは思うところもあるものの、家族愛溢れちょっと感動。ディズニーお得意の悪モノと良いモノの対立からの悪党退治、ハッピーエンド。サクサク進んで飽きなかった、舞台がメキシコでカルチュラルなのもグッド。


音楽家のパパは家を出て行った。音楽は家族を引き裂いたが、ママは娘にもその婿にも靴作りを教えて、靴は家族を一つにした。音楽は締め出された。メキシコなのに。
メキシコきっての大音楽家デラクルスに憧れる少年、ミゲル。冒頭の子のひ孫。ほんとは音楽をやりたいのに靴磨きから工房で靴職人に出世。音楽なんて口にするだけで家族に叱られる。ミゲルはひいひいじいちゃんが、憧れのデラクルスだと知る。しかし隠れて弾いてたギターを家族に取り上げられてしまう。家を飛び出しコンテストのある広場へ向かうミゲル。しかし自分の楽器でないと出場できないといわれる。デラクルスの墓地に向かい、家族だからいいじゃねーかとデラクルスのギターをゲト。と思いきや、ミゲルは死者の国に迷い込む。死者の日に死人のギターを盗もうとして呪われたらしい。戻れる方法は、日の出前に家族の許しを得ること。死者の日に死者が花びらの橋を渡るには現世で本人の写真が飾られていることが必須らしい。また、現世で覚えていてくれる人がいなくなったら死者の国でも死者は死んでしまうという。
音楽家を反対する家族に許しを得るつもりはないと死者の国でもミゲルは抜け出し、死者の家族に追われる。
逃げる最中、デラクルスの友達というヘクターに会う。ヘクターは現世で写真が飾られていないため、ミゲルが現世に戻ったら写真を飾ることを約束に二人でデラクルスに会いにいくことを画策する。コンテストで優勝したらデラクルスの前で演奏できる、ということでステージに上がる。演奏は大盛り上がり。しかし生きている子供が死者の国に紛れ込んでいるとアナウンスされ、また追われる身となり逃げ出すミゲル。
漸くデラクルスに会えた。デラクルスに許しをもらえる、と思った矢先、ヘクターが現れる。ヘクターとデラクルスの二人はかつてはデュオで活動していた。実はなんと、デラクルスは、生前ヘクターから曲を奪い、毒を持ってヘクターを殺していた。憧れのデラクルスはクズ野郎で、生前のデラクルスの真実を知ってしまったミゲルはデラクルスに追放される。
ミゲルはヘクターとまた再会する。ミゲルは大事にしていた写真をヘクターに見せると、ひいひいじいちゃんはデラクルスではなくヘクターだとわかる。
死者の国で家族と合流したミゲルだが、ヘクターの写真を取り戻すため家族と共に再びデラクルスのもとへ。写真を取り戻し、家族の許しを得て現世へ帰ろうとしたところ、デラクルスに阻止されてしまう。しかしデラクルスの人殺しクソっぷりはモニターに映されブーイングの嵐。
ミゲルは折角手に入れたヘクターの写真をなくしてしまった。現世でヘクターのことを覚えている人がいなくなりつつあった為、ヘクターは瀕死状態に。
無事ミゲルは現世に戻り、痴呆になっているヘクターの娘、つまりはミゲルの曽祖母のココのもとへ走る。ココにヘクターを思い出さそうと努める。ミゲルはギターを手にリメンバーミーを唄う。ココはヘクターを思いだし、唄を一緒に口ずさむ。一年後、デラクルスの像はヘクターに取って代わり、ミゲルは唄うことを許され、死者の国でも無事ヘクターは家族一緒に暮らせるようになったとさ。
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