みーこ

ジュラシック・ワールド 炎の王国のみーこのレビュー・感想・評価

4.2
オーウェンとブルー、
種を超えた強い絆に改めて感動!



ジュラシックワールド崩壊から3年。
噴火間近のイスラ・ヌブラル島から残された恐竜達を救出すべくロックウッド財団の依頼でオーウェンとクレアは再び島を訪れることに。

しかしその救出作戦にはもう一つ隠された秘密がありー




ブルーの活躍が嬉しくて〜(*´艸`)
彼女が生まれてからオーウェンとどのように絆を育んでいったのか、幼き日の映像と共に成長過程を見られたことに感激です!


そしてこれまでのシリーズとは違い、
シリアスでダークな一面も多く、特に後半はミステリー感満載での作りとなっているのが面白かった★


暴走した最強のハイブリッド恐竜に追われゴシック調の屋敷内を息を殺して逃げ回る様子はもはやホラー映画のようで、J・A・バヨナ監督の手腕が冴え渡る映像になっていたのではないでしょうか。


人の手によって生み出され、
放置され、見捨てられ、売買目的で捕獲され、最後はまた見殺しー


そんな勝手が許される筈がありません!


“クローンとは言え命は命”
彼女の言葉がグサりと胸に刺さって、
溶岩に飲み込まれる直前までこちらを見ていたアパトサウルスの鳴き声がまた聞こえた気がして泣きました…(ノД`)


受け継ぐべきものはしっかりと受け継ぎ、そこに新鮮味を加えたとても楽しい作品になっていたと思います。


が、一つだけ。
例のテーマソングが劇中で活かされてない事がとても心残りで残念でモヤっとしちゃいましたー(´Д` )
みーこ

みーこ