佐川一政はほんとうにこの映画に必要だったのか、という問題はある。ビデオカメラ、あるいは監視カメラからの視点。常に人間は見られる対象だが、その人間自体はアイマスクやサングラスをかけていて、ほとんど盲目…
>>続きを読む秘密クラブに出入りしている女性(伊藤清美)が、薬剤の過剰摂取で早逝した妹を幻視していく。特殊な境遇に置かれた女性のアシッド体験を描いている、新東宝配給のピンク映画。国映製作。改題「夢の中で犯して殺し…
>>続きを読むフジテレビNONFIX枠での「ピンク四天王」内で佐藤寿保は「最先端」というキーワードのもと語られていたがまさにそれを反映した一本。川端康成の「眠れる美女」からこんな映画が作れるんだから脳内イメージど…
>>続きを読む始まってすぐにとてつもない既視感を覚えたのだけどやっぱこれって『夢の中で犯して殺して』だったんだ…。初見時、ビデオの特典か何かのインタビューで佐藤寿保が「都市に犯される」みたいなことを言ってたのがず…
>>続きを読む見る/見られる行為における関係性や優位性。目の前の対象や現実を直視しない、視線を交えない愛ってことなんだろうけど、話がわけわかんなさすぎた。映像的ギミックや狙いも「いかにも」過ぎてノリ切れず。サング…
>>続きを読む現在のタイトルは「視線上のアリア」監督・佐藤寿保。新東宝 カラービスタ。
睡眠薬ハルシオンで眠らせた女性を買う眠室、ビデオ撮影、妄想、伊藤清美の姉の事故死が脈絡なく渾然一体となる。伊藤は監視カメラに…