このレビューはネタバレを含みます
いろんなところにクスッと笑える要素を盛り込んで、しかもインディの核のようなものをしっかり伝承している。たしかにインディを現代に甦らそうと思ったら、こうなるのかもしれないね。
今までそんなに気にも留めなかったけれど、インディの生きた時代はナチからの終戦、アポロ11号の時代、よくここまで再現したもんだ。しっかり設定を引き継いでいるのもとても良い。
最初の若きハリソンなんて、今時こういう技術もできるんだなー なんて、そんな感じだ。インディを見たんだけど、今の技術はすごいだろう!と見せられたような気分。
ストーリーやキャラクターに新しさがなくて、これからどうなるんだ!?とハラハラと見守ったあの時代のインディはやはりいない。
全編CGで作られても、今の技術に関心らするけど、それ以上のものではないね。もとよりチャレンジングや新しさを目指して作られたものではないのでその趣を求める、のは間違っているんだろう。
あれだ、昔行った観光名所を再訪したような気分。誰もが納得するノスタルジックな映画だったね。