たいら

愚行録のたいらのネタバレレビュー・内容・結末

愚行録(2017年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公は週刊誌の記者で、妹が娘を死なせてしまった面会のところから始まる。始まりのシーンでバスで妊婦に席を変わらずに怒られた主人公は、席を変わるやいなや足を引きずり自分は足が悪い障害者なのに!という感じで注意した人に気まずさを与える。このシーンは未だに覚えている。このシーンから主人公の人格を疑うべきだった!
そんな主人公は、1年前に起きた田向夫婦殺人事件を風化させないため、改めて友人たちに聞き取りに向かう。
近所から評判の良かった田向夫婦だが調べていくうちにあまりよくない噂も出てくる。
ラストに近づくと、田向嫁の女友だちからもしかしたらあの子が犯人なのでは?と主人公の妹の名前が出てくると、主人公は...
妹は田向嫁にいいようにされており、何もなくなった妹は田向嫁の家までついていき...妹の精神科カウンセラーがいないときに話した内容は衝撃であり、演技のすばらしさに鳥肌がたった。
兄妹の子供の時の生い立ちが激しいが、子供の父親がわかったときも衝撃でした!
いくつもの衝撃があるこの映画、ひさしぶりに邦画で面白かったです。
たいら

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