欲望
性的暴行された主人公が、少女時代の忌まわしい出来事に囚われていたため、警察に頼らず自分で犯人を探そうとする。その中でも、自分の欲望を次々と行動に移し、周囲を巻き込んでいくというおはなし。
なかなか、スゴイ展開でした。でも、一言で言えば、主人公はとても強い女性だと思います。自分ではどうすることもできない状況の中でも、自分が崩れることなく、しっかりと己の欲望も満たしていく姿には純粋に驚きを感じました。
そして、それを演じたイザベル・ユペールも見事だと思います。アカデミー賞ノミネートは伊達ではありません。彼女の演技に引き込まれました。
作品として、十分楽しめました。