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シドニー・ホールの失踪のtoki22のレビュー・感想・評価

シドニー・ホールの失踪(2017年製作の映画)
4.2
作家

若くして売れっ子作家となったシドニー・ホールが失踪してしまう。売れる前の高校時代、売れっ子時代、失踪後、それぞれの時間帯でシドニーや本人を取り巻く人たちの模様を描くおはなし。

シドニーの半生を描く本作は、最初はミステリーなのかと思いましたが、切ないラブストーリーでした。不器用だったシドニー。自業自得だけども、結局、彼は妻のことがずっと好きだったんだと思うと、とても切ない気持ちになりました。

3つの時間軸で進行していくので、最初はついて行くのが大変でしたが、中盤からは返って次の展開が気になって仕方がありませんでした。そのため、全く飽きることなく楽しめました。演出がとても上手な作品だと思います。

作品として、とても楽しめました。
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