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女神の見えざる手のtoki22のレビュー・感想・評価

女神の見えざる手(2016年製作の映画)
4.2
激震

天才ロビイストが不利な状況にある銃規制法案の審議通過を巨大な権力と闘いながら、本案の通過を目指していくというおはなし。

作品の最初は政治的な専門用語等が続き、少し退屈しましたが、途中からは引き込まれました。手段を選ばず、勝利に向かっていく主人公の姿は、勇敢に見えつつも、時には味方でさえ裏切るそのやり方は、恐怖さえ感じます。

しかし、所々で見せる彼女の人間性は、どこか憎めないものがありました。とにかく、勝利への執念に凄さを感じました。

作品として、とても楽しめました。
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