Toineの感想文

Knock Knock ノック・ノックのToineの感想文のレビュー・感想・評価

Knock Knock ノック・ノック(2007年製作の映画)
3.5
【ノックノックジョークとスラッシャーものの掛け合わせ】
イーライ・ロス監督の同名リメイク版とは全然違うストーリーなのでびっくりいたしましたわ。
こちらの作品が元ネタだと思っていましたが違うのですね。
画質の悪さとお約束過ぎる演出のせいで80sか90sのスラッシャーかと思ってましたが2005年の映画で笑った。
レトロ感を狙って撮られたのでしょうか?w
クソ映画の香りが漂っていて大変よろしゅうございます。

開始10分で滅多刺しのカットが観られて胸が高まりました。
こんな早々に飛ばして大丈夫かしら?
無駄に心配してしまいました。
しかしその後も予想以上にサクサク何人も56されて行くので感動いたしました。

56された子たちの事件を追う捜査官の女性の服装にも笑う。
ぴっちぴちに身体にフィットした白シャツから黒いブラが透けてるしピンヒールで捜査はしづらいでしょww
突っ込みどころがたくさんあって面白すぎるw
好き。

ドイツ産スラッシャー映画の中で期待しちゃうのがグロゴアだけでなく挿入歌。
劇伴がメタルでなくても1カットだけでもドイツ産のメタルが聴けたらなって。
そんな願いが通じて映画開始30分くらいでめちゃめちゃかっこ良いメタルが流れたー!

思った以上に56し方にバリエーションありのクソ映画かつ良質なジャーマンメタルの組合せが楽しめたので満足でございます。
エンドクレジット後に表示される"answering the door will never be the same!"の脅し文句も好みだなー。
評価低いですが個人的に好きなやつでした。