イッテルビウム中田

エリザのためにのイッテルビウム中田のレビュー・感想・評価

エリザのために(2016年製作の映画)
5.0
自分用メモ🇷🇴
・娘のために権力を濫用して裏口工作するなロメオ。不倫していても、エリザを想う気持ちは本物。
・前提として娘が試験数日前に強姦未遂に遭ったことを踏まえると同情する部分もある。
・ルーマニアの未来を憂いて、娘には国外で幸せになってほしいロメオ。それに対して、彼氏と過ごす今がなにより大切な娘。
・親の心子知らず。子の心親知らず。
・罪に葛藤する様子、取り繕う様子がものすごくリアルに描かれてる。
・順番を守らないこと(校門、移植、公園)

・余談だが、ルーマニアの友人らも共産主義時代の痛み、汚職だらけの政府への不満を語っていた。ルーマニアはバルカンでは珍しくラテン系の言語を話すため、イタリアやスペインへ行く人が多いようだ。