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メイズ・ランナー:最期の迷宮のismのレビュー・感想・評価

3.9
『メイズ・ランナー:最期の迷宮』三部作の完結編❗️

トーマス役のディラン・オブライエンが撮影中に怪我をした事で、撮影が一時中断し延期された事で、公開も遅れたとか?
それで、前作から2年あいての公開となりました。

そんなこんなあったけど無事に完結❗️


前作のラストで
一番人気のキャラ ミンホ が連れ去られトーマスはミンホを奪還する事を誓うのです

なので、冒頭からミンホ奪還作戦❗️
スピード感溢れる展開に目が離せない。
ワイスピを思わせる様な展開に
ハラハラドキドキ(๑ ˊ͈ ᐞ ˋ͈ )

だが……
そこにはミンホの姿は無く、エリスが居たのを見て、ん?エリスもさらわれてたっけ?って思った私……エリスごめん。


そこから
WCKD(ウィケッド)の本拠地に乗り込む事になる。

WCKDの本部がある“ラストシティ”そこは… 防御壁に囲まれた町。
侵入は不可能に見えたけど、そこに現れたもう一人の仲間……

果たしてトーマス達はミンホを救い出せるのか?



✄ฺ--------- キ ---- リ ---- ト ---- リ ----------------


コレはティーン向けの本が原作。
確かに『メイズ』では無いし、主人公達は1作目から走り続けている…

私が感じたのは
『メイズ』ってのは比喩的表現で
直接的に『迷路』を指すものでは無く
1作目では物理的なことで『迷路』として見せただけで
人生に迷ったり、困難に立ち向かったりするそういう様を本来は指していたのかな?と……

1作目、2作目はまさに
【逃げ出す為】に戦ったりしていたが
3作目には正面から挑んでいる彼らの姿がそこにはある

シリーズ3作を通して
ティーンに向けたメッセージなのかなって。

ゲームの中に居るようなはちゃめちゃな設定や出来事だけど、その方が現代の若者には伝わるのかもしれない。

どんな困難な事があっても
受験や就職などの壁が立ちふさがって居ても、乗り越えられない壁は無くて
果敢にチャレンジすること
仲間を信じること
時に仲間に裏切られる事もあるけど…

そう
友達だと思って信じていたのに〜( ˃ ˄ ˂̥̥ )
なんて事は…よくある話で…

でも、メイズランナーでは自分の信念を貫く為考え方の違いから起きた事。

なんか今思うのは
10代20代の時に感じていた窮屈さ
そこからの解放でもあるのかもしれない…

ほら
盗んだバイクで走り出して明日に向かって走る的な?
尾崎豊的な?

大人になったって問題や壁は消えない
でも、目の前に壁が立ちふさがった時
乗り越える方法は様々だ

壁に激突するのか

穴を掘って前に進むのか

梯子を使って登るのか

回り道をして進むのか

でも、大事なのはいつだって
自分がどーしたいのか、どーありたいのかって事。
自分を信じる事 ────


未来は自らの手の中にあって
それを切り開いていくのは己なのだと ─



その全ての事を
ラストの手紙が語っていたように思う。
あれにはうるうるしちゃったよね。

そう
人生は【選択】の連続

自分を信じて…

メニュー表片手に
どれを選ぶかっていう
ちっせー戦いにいつも右往左往して
決められないよーじゃいかんのだよism君❗️
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