イッテルビウム中田

僕のワンダフル・ライフのイッテルビウム中田のレビュー・感想・評価

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)
5.0
自分用メモ🇺🇸
・生きる意味を考える。哲学的な犬が転生を繰り返す中でたどり着く結論は、人間にも通ずるところがある。
・カルロスから人間の孤独を知る。劇中で描かれないイーサンの空白の年月にも重なる部分があるのではないだろうか?
・マヤとロクシーとの日々で、ベイリーは初めての恋愛をする。恋愛が犬にとっても人にとっても人生における重要なスパイスであることがわかる。
・会話ができない犬と人間。コミュニケーションの本質は言葉だけではない。
・老いたイーサンの孤独や恋愛の痛みを理解できたのは転生から学んだ過去の学びが活きている。
・そして、犬は人をしあわせにしてくれる大切な存在であることを思い出させてくれる。

・余談だが、犬に詳しい方ならそれぞれの犬種に固有な挙動も楽しめるのではないだろうか。足の短いコーギーが緊張して早足になるマヤに「はやいよ〜」と文句をいうシーンが個人的にかなり好き。