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ダスト 塵
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『ダスト 塵』に投稿された感想・評価

フィルムに収めることができる最小物質である塵をテーマにしたドキュ。ワイズマンあたりとは違って、インタビュー、ナレーションを使った所謂一般的な手法のドキュだが、傑作。

塵を排除する人(掃除婦、主婦、美術館員)、塵がどこから来るのか研究する人、アートに使う人、人体への影響を研究する人、など様々な人が出てくるが、画面がどれも整然としている。それこそ、塵ひとつないキューブリックのような理系的な画面で、それが気持ちが良かった。

ナレーションの声質も素晴らしい。ストローブ=ユイレ『オトン』の主人公を思い出す、低くて、同時に何人かが喋っているような和音な声。 ストローブに影響を受けたビトムスキーが意図したものなのか?
埃に関するドキュメンタリー。埃って何なんだどこから来るんだみたいな疑問は自分の中にもある。埃ガチ勢総出演。埃オタク女性も出てきてリンネの分類学にしたがって自分で集めたフワフワたちを分類してたり。粒子の集積としてのフィルムを見ることは埃を見ることに他ならないとビトムスキー。八ミリフィルムに映る人間が過度のフィルム劣化ゆえに本当に塵の集まりにしか見えなくなる場面があって感動した。
埃だけにこだわったドキュメンタリー。今や埃はあらゆる業界で可視化せざるを得ないこの時代からは古典的な映像にもみえるが、考察する試みとしては新しい作品。
ビトムスキー監督の作品としてはdes klno und der tod(映画と死)も映像作品中の死ついての考察がさらに興味深い。他にレビューする所がないのでここに備忘録として残すが雄大な自然の中の風景、廃墟、廃品が無造作に置かれている様子、殺戮、戦争、内戦、瀕死状態など関連する内容についての映像と考察の作品としては秀逸。
濱口監督の「悪は存在しない」のパンフに「塵」を石橋英子さんにDVDを貸してイメージを共有したという逸話が記録されていますが、おそらく本作だけでなく、「映画と死」もおそらくイメージを共有されているのではないかと個人的な妄想しています。ビトムスキー監督の重要な作品群とおもうので備忘録として残しておきます。