のんchan

ジャック&ローズのバラードののんchanのレビュー・感想・評価

4.4
一人でダニエル・デイ=ルイス祭り開催中💫
そんな中で出会った日本未公開作品。
ソフト化もされておらずもアマプラ恐るべし🙌
脚本・監督はなんと〜ダニエルの奥様レベッカ・ミラー✨

世の中の評価は高くなさそうだけど、私はテイストがめちゃくちゃ好みで、なんといってもダニエルが今まで観た中で一番好き💗
有名作と違ってかなり地味です。でもそこがイイ。奥様だからこそ解っている魅力が溢れていた。他作品では見せない優しい優しい笑顔、繊細な表情、もしかするとこのダニエルが本人に一番近いのでは?そんな気がしてほくそ笑む😆心から観て良かった🥰

それに音楽が最高♬あればサントラ欲しい🎶
ミラー監督が他作品でも使っているマイケル・ロハティン。ボブ・ディランの曲も何曲か挿入されている、オープニングから心弾みエンディングまで持って行かれた🎵


《あらすじ》
1986年、アメリカ東海岸沖の離島で暮らす父ジャックと16歳の思春期の娘ローズ。ジャックは元ヒッピーで妻は家を出たきり帰らない。一人娘のローズは父の方針で学校教育を受けておらず、家にテレビも無いが、自然を大切にし自給自足の生活をしていた。
ローズはジャックの事が大好きで、二人での生活にとても満足していたが、ジャックは心臓病を抱え余命が近い事を悟っている。自分がいなくなった後のローズが心配で、ある日、ローズに秘密で付き合っていたキャサリンと彼女の息子二人を招いて一緒に暮らすことに。
快く思えないローズはキャサリンへの嫉妬、性への目覚め、あらゆる感情が爆発して色々とやらかしてしまう...それは父への愛情とは異なった感情だった💓
父が死んだら自分も死ぬと言い張っていたが、ジャックはどうかそれだけは取消して欲しいと懇願して息をひきとる...
父の死後、前を向いて進むローズでエンディング🍀


とにかく美術が素敵✨
ツリーハウスも家の中の内装も庭🌿🌷🌼もみんな可愛い😍ローズのファッションもカワイイ💕
女性監督ならではの女心の機微がとても巧く表現されている❣️

そしてキャストが抜群✨
ローズ役、カミーラ・ベルの初々しさ、清原果耶の様な雰囲気🌹
キャサリン役、キャサリン・キーナーはこの役の雰囲気にバッチリ似合ってた。
異父兄弟の兄はライアン・マクドナルド
弟は『リトル・ミス・サンシャイン』のポール・ダノ
この後の作品『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』に出演している。きっとダニエルが推薦したのでは?と推察出来る。
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