「ビルを見ても、区別がつかない。僕の設計か他人の設計したものか、大差ないね。僕の設計かどうかなんて重要ではない。」
エドワード・ヤン監督の映画を観るのはこれが初めてなのだけれど、なんていうか…
台湾の高度経済成長期にあたる1980年代半ばの欧米化過渡期の街並み、風俗を見られたのは面白かった。ソニー製オーディオ、カラオケ銀座、富士フィルムやNECのネオンサインなどに、日本への憧憬を感じた。富…
>>続きを読む中盤までは登場人物に対してぼんやりとした理解しかなかったから眠たいところもあったけど、ダーツバーで「もと野球部のエースだろ?」と煽られて侯孝賢がブチギレるところでグッと引き込まれた。エドワードヤンは…
>>続きを読む(別媒体から感想を転記)
2023/08/02
この映画を観て考えること、共感することは本当に十人十色なんだろうなと思った。大人になり、働いて生きていく。そんな万人に普遍の事柄が、難解に思えるくら…
なんか昔の雑誌見てるみたいだ感覚に一瞬なったな。
男は過去を、女は未来を大事にする。だからまぁ恋人たちはすれ違ってゆく。
都市生活の冷たさや孤独の中に、屋上で光る富士フィルムのネオン看板が印象的だっ…
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