イッテルビウム中田

サーミの血のイッテルビウム中田のレビュー・感想・評価

サーミの血(2016年製作の映画)
5.0
自分用メモ🇸🇪
・屈辱的な身体測定とカメラのフラッシュが視覚的にも聴覚的にも印象に残った。視覚的といえば、ハエの音も。
・食事の習慣やマナーで看破される
・踊れないスウェーデンの体操。他と明らかな体格差があるのがなんとも切なかった。
・老後の彼女の姿から察するに息子や孫に恵まれ、苦労しながらもそれなりの幸せは享受できたのだろう。また、サーミに残り天寿を迎えた妹はどんな人生を歩んだのだろう。

・余談だが、フィンランド人は自らをスオミと呼ぶため、冒頭数分間はスウェーデン国内のフィンランド人の話だと勘違いしていた。調べたところ、スオミとサーミは語感こそ近いものの無関係のようである。