刺さる人には刺さる、クライムアクションサスペンスという感じです。
ヒーローモノではなく、クライムモノ、「セブン」や「ゾディアック」と言った作品からインスパイアされまくってる今作のバットマンは、キャラクター演出はヒーローらしからぬ、復讐者。とにかく病んでるブルースはマスクする時間の方が長い。そんな作品です。
個人的にイマイチな点は、世界観はいいのに、繰り広げられる舞台が狭い。ペンギンのクラブを行ったり来たりしてます。
そして、リドラーのサイコ感をもっと欲しかった。なんならゾディアックの気持ち悪さとかセブンのグロを混ぜた演出をしてほしかった。年齢制限とか色々関係しているんだろうなと思いますが。
次回作も恐らく作られるでしょうけど、これ以上ノワールな世界を作れるのか、世界観をもっと深掘りできるのか、、、演出面では限界が見えてる様な気がしますが、とにかく続編が楽しみです。
