ストーリー4.4, 演出4.8, テンポ4.0, バットマン感2.0
総合的には面白かった。ただ前3部作でようやく見つけた最高のポジションである、強いダークヒーローを捨てたのは残念でならない。法律を破ってないことをいいことにに外道極まりない連中を法律無視でこらしめるのがバットマンの仕事。誰もがおかしいよな、と思う加害者を裁くダークヒーロー。基本バットマンは殺生はしない。しかしそういう描写がないだけで殺めてるかもしれない。しかし本作ではハッキリと殺すんじゃない！と大きな見せ場で2回もそう発言した。このセリフはバットマンは絶対に言ってはいけない。バットマンはどこまでの裁きを執行するか？この部分もダークにしておいてのバットマンだからだ。警察署に出入りしたり、一般人と普通に触れ合うシーンなどは高得点だったが、うーん。なんだか惜しいな。
