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スクリーム3のLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

スクリーム3(2000年製作の映画)
3.0
2000年、ウェス・クレイヴン監督、アーレン・クルーガー脚本によるホラー・ミステリィ。

1996年に始まる『スクリーム』シリーズの第3作目。脚本は前二作を担当されたケヴィン・ウィリアムソンさんから、アーレン・クルーガーさんにバトンタッチ、後に『ザ・リング』(The Ring)の脚本を執筆されるお方でございます。

カリフォルニア州の田舎町ウッズボローで発生した連続殺人事件、それを題材にTVリポーター、ゲイル・ウェザーズは小説を執筆、それをもとに『スタブ』(Stab)なる映画が公開されたのが前作。

本作では映画『スタブ3』の出演者が次々と殺害され、現場には主人公シドニーの母親で、一連の事件の発端となったモーリー・プレスコットの写真が残され…、果たして真犯人の正体や如何に、またモーリー・プレスコットとは何ものであったのか…といったお話。

物語の発端にまつわる謎を解いて円環が閉じるというのは綺麗な構図だと思います。

ただ、前二作と比べると出来栄えが物足りないと言いますが、むしろ物足りすぎと言いますか、どうも悪ノリが過ぎるように思います。壮大な舞台で繰り広げられる、長いながーいお戯れのように感じられました。

いえ、もちろん、ワタクシのノリが悪いだけなのかも知れません。
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