アルゼンチンのファーストレディだったエヴァ・ペロンの死体にまつわる3章からなるストーリー。
エビータはエヴァの愛称。
マドンナとバンデラス主演で映画化されたこともある。
実際にエヴァの死体はエンバーミング処理され、革命やクーデターとともに国内外に移動させられていたらしい。
1.死体に防腐処理した男
2.エヴァの死体を運ぶ密命を受けた大佐
3.反体制派に捕まり、死体の場所を問い詰められる将軍
プラスでガエル・ガルシア・ベルナル演じる軍人?
これはアルゼンチンの歴史を知らないとちょっとキツイ。
誰が誰だか分からんし、誰かの独白で多少の状況説明するけどこれがまた分かりづらい。
ただ、実際の記録映像などから死後も国民的かつ熱狂的な人気があったことは分かる。
いやむしろ若くして死んだことによって偶像化されたのか。
だからこそ、死体が国の命運を左右しかねない状況になっていったのかもしれない。
第2章の大佐のエピソードはホラーっぽい作り。
いきなりバトルになるのワケワカメだけど雰囲気だけは楽しめた。