釈迦堂

拷問男の釈迦堂のレビュー・感想・評価

拷問男(2012年製作の映画)
2.4
愛する娘を殺された父の復讐劇。グロさはあるけど、目を伏せるほどではない。深くまで見えないようにしてあって、血がドロドロ〜くらいだから別に平気。声出したくても出せないと痛さ増すんだろうな。こんな人間って拷問されても、生きていけるものなのかな?

父のやってる事は賛否両論だと思うし、娘の事を思うならするべきじゃないと言う人もいると思うが、個人的には良くやったと思う。自分が親の立場だったらを考えると、あんな殺し方をして、捕まって処刑されるなんて一瞬のことだし、自分の手で苦痛を与え、終わらさず更に辛さを味合わせてやれるのならば、って正直思ってしまった。自分の肉親なら尚更。悲しさと虚しさ色んな感情が混ざる行き場のない怒り。殺人犯は1人でいいって言葉割と好きだったりする。最後母親がビンタするシーンは正直意味分からない。そこにいた皆、怒りの方向間違ってると思ったのは私だけでしょうか?

邦題のことめっちゃ低評価だったけど、ウンわかる。もっとなんか付ける名前あったやろ投げやり過ぎ。予想外の内容だった人は好きにならんやろな。ホラーでもないし、サスペンス…でもない。内容は捻りもないからすぐ展開分かるし、暇つぶしにグロいの見るかーの感覚で観たらいいかな。