このレビューはネタバレを含みます
原作読んで鑑賞したので、映画で追加されたラストにちょっとびっくりした。
白黒のコントラストとか雨や風の使い方で画面をカッコよく撮ろうとしてることがビンビン伝わる。羅生門、藪の中、検非違使への証言のそれぞれのシーンで、黒、白、グレーと画面のトーンを使い分けてるのは見た後Wikipedia見て知ったけど、頭の中で振り返るとたしかにそういうイメージになってるのですごっ思った。
結局侍と盗賊の決闘も証言のような勇ましいものじゃなく、真砂にコントロールされた見苦しいものだったという脚色が特に好きだった。実際の真剣勝負なんてお互いビビってあんなものな気がするし。(映像としては見応えあった)
あと、坊主のキャラクターの雰囲気が好き。