黄推しバナナ

Xenogenesis(原題)の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

Xenogenesis(原題)(1978年製作の映画)
4.0
監督 :
ジェームズ・キャメロン
ランドール・フレイクス
脚本 :
ジェームズ・キャメロン
ランドール・フレイクス
出演者 :
ウィリアム・ウィッシャー・ジュニア
マーガレット・アンベル
音楽:
バーナード・ハーマン

ジェームズ・キャメロン自主制作


ラージ(ウィリアム・ウィッシャー・ジュニア)とローリー(マーガレット・アンベル)は、5万年前に死滅している未知の民族の遺棄宇宙船の探索任務に送られる…
そこに生命体は既に居らず今だ動き続ける人類より遥かに大きいキャタピラ式の巨大ロボット清掃機が蠢いていた…
巨大清掃機はラージを駆除するため攻撃!
応戦するも歯が立たず後一歩でゲームオーバーのピンチにローリーが戦闘四足歩行ロボットで駆けつける!
果たして二人の運命は…


注意すべき点は、

オープニングのスタッフロール
ピロピロピロ(SE)
ブラックアウトの画面に白い文字が浮かぶ演出🤔

まるでターミネーターに類似する☝️

※ターミネーター(1984年)
 監督 : ジェームズ・キャメロン

イラストによるラージとローリーと物語の説明🤔

まるでスター・ウォーズのオープニングに類似する☝️

※スター・ウォーズ(1977年)
 監督 : ジョージ・ルーカス

自主制作で低予算のため、背景は全面マットペイント🤔

これがスター・ウォーズ、デス・スター内部の構造に類似する☝️

当時CGも使えずキャタピラ式の巨大ロボット清掃機はラジコンor 手動式で動かしているフィギュア だと思われる🤔

このデザインがターミネーター→“ハンターキラー・タンク”に類似する☝️

ハンタキラー・タンク
「狩人を殺す者」という名を持つ人工知能搭載の掃討用移動戦闘マシーンで通称“HK”

ローリーが戦闘四足歩行ロボットで駆けつけるプロット🤔

エイリアン2のパワーローダーに類似するし、また操作方法もアーム式の操縦桿と言う点もこの頃に構築されている☝️

人間には持ち運ぶことができない重量のある物を運ぶ作業のために開発されたパワードスーツ

※エイリアン2(1986年)
 監督 : ジェームズ・キャメロン

この頃から、
❶男は役に立たない
❷強い女性
❸人類に危害を及ぼすマシーン
設定は固まっていた🤔

私は今鑑賞しても見入る12分だった👏

オープニングのスタッフロールにおける、ブラックアウトに滲み出る白い自体が消える際のぼんやり表現

浮かび上がる文字のSE表現

低予算ながらの壮大な空間の表現方法

ハッチから出てくる重量感のある巨大ロボット清掃機の演出

閉まるシャッター

機体とアームに舐めやらかな動きによるゴミの金属棒回収

高圧光線基板によるラージへの攻撃

戦闘シーンへのカメラアングルとカメラワーク

ローリーが戦闘四足歩行ロボットで駆けつけるタイミングによる演出

ローリーが操作する戦闘四足歩行ロボットの舐めやらかな動き

2台ロボットによるアクション演出

ピンチによるラージへのハラハラする演出

ローリーの操縦コックピット内とロボットのカット割り

どれをとっても凄い🤔

だが悲しいかな…今のCG技術にどっぷりと頭まで浸かっている人にとってはショボい映像としか認識できないだろう🤔

悪い意味で無くそう言った方は、“アバター”をオススメする🤔

※アバター(2009年)
 監督 : ジェームズ・キャメロン


何故私がスコアが高得点なのか?

地位
名誉
お金
時間


全て持ち得無い…

だが、

情熱はだけはある

自信だけはある

演出力だけはある

その魂の籠もった映像に引かれるのだ!


ジョージ・ルーカスの「電子的迷宮/THX 1138 4EB」の様に、

ティム・バートンの「フランケンウィニー」の様に、

塚本晋也の「普通サイズの怪人」の様に、

庵野秀明の「帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令」の様に、


※電子的迷宮/THX 1138 4EB(1967年)
※フランケンウィニー(1984年)
※普通サイズの怪人(1986年)
※帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令(1983年)


それは膨大な予算が注ぎ込まれた作品では滲み出ない!


奇跡


なのだ!
黄推しバナナ

黄推しバナナ