パンドラのダンディーのネタバレレビュー・内容・結末

日本の福島第一原発事故をモデルにして作られた映画のようです。地震+津波、そして原発事故。とにかく最悪の事態を想定して作られていて、教訓にして、韓国でもし実際に原発事故が起こったら国民はどう対応すべきかを問うているような感じかな。日本でもFukushima50という映画が公開されたけど、出演陣のリストを見て観るのをやめた。大体他の同じような俳優が出ている映画と、雰囲気が似通った映画になってるだろうと思ったから。その点、この作品は大統領の役がキム・ミョンミンだったりするので、ちょっと気になって観てみた。災害、原発事故、放射能の恐ろしさは十分に伝わると思う。でも韓国の政府、偉い人たちってあんなに無責任なものなの？国民の一部は犠牲になっても仕方ないって？なんとなく自国を卑下しているかのような描き方に、少々違和感は感じる。けど、後半はずっと感動の嵐。ジェヒョクが大切な家族、恋人をはじめ、全国民のために自分一人が犠牲になる。最後、放送を通して家族と恋人にメッセージを送るシーンは、泣きすぎてちゃんと観てられなかった(笑)。一度は観て損のない映画かと。キムジュヒョンがハン・ガインに似すぎてて驚いた(笑)。