このレビューはネタバレを含みます
『彼女の人生は間違いじゃない』鑑賞。震災後、精神や生活の不安定さから休日に東京でデリヘル嬢を務めるいわきの女性みゆき。普段は市役所に勤め、被災して妻を喪い無気力となった父の世話をする、実直な性格の持…
>>続きを読む苦しかったなぁ…
想像以上に福島のみなさんの心が…こんなにも傷ついて傷ついて、苦しんで。
それよりも何よりも、こういったこと、実際の福島を私たちはいかに知らないのだろう。
3.11からもう6年も経…
このテーマで、現地の人たちが元の幸せな生活に戻れていない限りハッピーエンドは考えにくかった。
それでもエンドロールで音楽を聞くときには少しほっとできたような、厳しい中にもそれぞれ希望を見出せるような…
映画を最後まで観たあとに、「彼女の人生は間違いじゃない」のタイトルがしっくりきた。
「彼女の人生は正しい」でもなく、「彼女の人生は間違っている」でもなく、「彼女の人生は間違いじゃない」。
人生が正し…
原発への静かな怒り
地震だけだったら天災と仕方なく思う部分もあるけど、フクシマは原発が絡んでいて、それはもう人災であると高良健吾さんも話していた。やり場のない憤り。
作中で大学生が地元住民に当時の話…
初日舞台挨拶にて。
いわきと渋谷が舞台のもので私自身、いわき出身ということもあって、震災や変わり果てた街にとても胸が痛くなった でもみんな頑張ろうと必死で毎日がんばってるのを見て頑張らなきゃと思いま…
東日本大震災から6年が過ぎ、ニュースや特集にも取り上げられることが少なくなったと思うが、廣木隆一監督が自らの処女小説を映画化した本作を観ると、被災地や被災者も深い傷から癒えてなくて、復興の道遥かとい…
>>続きを読む7月3本目の試写会は「彼女の人生は間違いじゃない」。
難しい作品だった。どっぷり「3.11」の映画でした。
仮設住宅に住む親娘。父は働かず、保証金でパチンコ屋通いの毎日。市役所で働く娘は、週末に…
(C) 2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会