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バンド・エイドのとぽとぽのレビュー・感想・評価

バンド・エイド(2017年製作の映画)
4.5
水漏れと日射し。ずっと見たかったやつコレ大好き心温まる!夫婦の本音が彩る音楽映画でそれは男と女の種の違い(gender gaps)にまで至ってく。
「ケンカしなきゃ歌を作れない」I don't wanna fuck you, fuck you, fuck you. I don't wanna fuck you ~♪喧嘩の絶えない倦怠期の夫婦修復の鍵はバンドで気持ちを吐露すること。ということでヤバい隣人と即席ガレージバンド結成!神経質と怠惰、そしてウディアレンくらい執拗なユダヤ人ネタ。向こうの良質インディー映画は何でこうもセリフのやり取りが面白くて気が効いているのか。自然体にシュールで嫉妬するくらい天才的。こういう映画を自分も作りたかったのだと気付かされる。そしてやっぱりオリジナル楽曲の良さはサントラ欲しくなるレベル。どのシーンにも新鮮な驚きと偏った物の見方が溢れている。ヘンテコなのに多分共通性は高いだろうという意味で王道な本音の応酬は耳が痛いけど、本作の魅力のおかげでそこにいるのが痛くとも辛くとも結果心底居心地良くなるから不思議。冒頭から繰り返されていく鮮明な衝突に人生への洞察と表現の自由さを実感。エジプトの女神から取ったISISにピザ。見るからにヤバそうな変態的隣人デイヴのキャラもしっかりと立っている。ハッパ吸ってハイになりたいときもあるけど人生は未完成の歌みたい「失敗してアーティストに」。そんなことに目を向けさせてくれる心温まるかけがえのない90分に感謝。ポタッ...ポタッ...

ポタッ...ポタッ...一枚「君は皿洗いことになるとナチスみたいだ」まじでやめて、家系「一代か二代だろ」ファッキュー!ファッキュー!ファッキュー!♪「母さんから電話」「今すぐしゃぶるから」「100なのに来てくれた」「100だから来られた」ピザ「本を出すはずが」Art is bullshit.覚えておくべきポイント「アートが無意味なんてヒトラー?」 「子供はベースなんて興味ない」「私は何か意味あるものが作りたかった」バンドをやるの「ゾンビに追われながら雑貨店へ?」「クーポンとして使うんじゃないの」♪パパジョン「自分の意思でいるのかって」I love fucking.「(間髪いれず)ディヴ、バンドに入らないか?」店員「例えばなしが長すぎる」♪愛してる~けどヤるのだけは勘弁♪「全く共感はできないけど。僕は誰とでもヤりたいからね」「依存症だものね」愛の光イケアトゥナトゥナ語 「空気ならここにある」「ここに残るなら演奏する」♪ファイト!ファイト!ファイト!ファイト!ファイト!ファイト!OPEN MIC「失敗してアーティストに」Dirty Dishes ライ?ライ?ライ?パイ!パイ!パイ!「喧嘩しなきゃ歌を作れない」まただ。しがみついてる "Fucking losers!" 流産 "How could you say that?" OVERCOMING GRIEF 「それが夫婦よ。ケンカしない方が無理」男は単純なことで楽しめる「ぐうたらに見える」テストロン、エストロゲン「夫婦は必ず何かしら失っている」感情的に見えても抑えている「あなたにとって愛とは?」ポタッ...ポタッ...
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