オーウェン

さよなら、僕のマンハッタンのオーウェンのレビュー・感想・評価

3.5
才能はあるのに何をやりたいか悩む青年。
マンハッタンをさまよう中で、正体不明の老人の助言を聞き入れるようになる。

家族や恋人にも上手く寄り添えない中で、父の不倫やその不倫相手と関係を持つようになる。

起こることは衝撃なのに、そういう風に感じさせずあっさりと消化していく。
そのいい意味での軽さにマーク・ウェブの演出が嵌っている。

老人との関係を最後の謎にしているのだが、だから助言も納得がいく。
ここでもそんなに感情的にしないので、サラッと見れる軽さがこの作品には合っているのかも。
オーウェン

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