手元だけ映される黒革手袋と女体への凶行、まさに和製ジャーロ。
性器に電球を入れて踏んづけるという、残虐さだけならアルジェントやフルチ並。
殺人鬼をマクガフィンにして、目撃者たちと容疑者の関係がどん…
和製ジャッロ繋がりで鑑賞。
脚本は『ズームイン!暴行団地』『暴行切り裂きジャック』と異色作を書いた桂千穂さん。
主婦と不倫相手は廃屋で逢引きしていたが、偶然その後から来た男が恋人を絞殺する様子を目…
日活ロマンポルノの異色作。ロマンポルノは一定のフォーマットを満たしていれば、製作上かなりの自由度があったそうだが、本作はまさに「和製ジャッロ」と呼ぶにふさわしい水準まで達している。脚本の桂千穂は「大…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
殺人鬼の事は脇に置いといて、偶発的に殺人を犯してしまう男女の話になるのが面白い。宮井えりなさん、暴行団地より魅力的に見えるな…雷鳴と土砂降りの雨が、石井隆のような哀愁と劇画感があって良い。無造作に積…
>>続きを読む翌年『ズームイン 暴行団地』というロマンポルノ×ジャッロ×幻惑の怪奇映画を書く桂千穂、その前年の似たようなとりあわせの一本。ついでに主演女優と役回りも一緒。幻惑性が男が見る夢くらいで薄い(ただし夢の…
>>続きを読む・大暮維人がエロ漫画家時代の作品で、「膣に電球を入れて割る」シーンがあったけど、これが元ネタだったんだ。
・TBMでおなじみジョージ大塚トリオの手掛ける音楽が(映画の愚劣さ・陰惨さにコントラストを成…
桂千穂脚本が冴えるレイプホラーポルノ。
顔さえ見せない連続レイプ殺人鬼を軸に、暴力的な性に怯えながら惹かれてしまう後妻・宮井えりなの情欲の葛藤と恐怖、対照的な若者達のドライさをファンキーさんは音と、…
夏。廃墟と化した建物を舞台に、様々な人間たちの狂気が交差する。誤って愛人を絞殺してしまった男、その現場を目撃してしまった絶賛浮気中の人妻とその間男、そして淡々と残忍な犯行を重ねる黒手袋の殺人鬼!(な…
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