このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに ” 良い邦画 ” を
見た気がする 。
最近 映画を見れてなかった
っていうのもあるけど
そうそう、好き好きこういうの。
みたいな気持ちになった
あなたがいなくなった
「 四月 …
言葉と表現とても良かったです。
登場人物が一人ひとり哀しみも垣間見え、記憶に残らせてくれるのもすごく良かったです。
登場時間は少なかったですが彼の妹の旦那さんなんかはすごく味もあって、彼もこんな感…
冒頭の桜並木と菜の花の中にたたずむ喪服姿のカットが哀しく美しい。恋人に永遠の別れを告げられたその年の「四月」に、ずっと頑なに閉じこもっている彼女の心が、一瞬にして伝わってきて胸が苦しくなるのだ。中川…
>>続きを読む3回目
人生はある時点まで何かを獲得してゆくものだと思うが、実際は何かを失ってゆくものではないか-
「あいまいな喪失(ambiguous loss)」
ひとは、自分の言葉で話せていないと感じる…
冒頭映し出される桜並木とともに綴られる詩的で叙情的な語りで一気に引き込まれた。淡々とした語りや穏やかに発せられる言葉のひとつひとつに力強い思いや叫びが込められているみたいにすっと胸に届いてきて泣いて…
>>続きを読む中川監督の作品は本当に詩的で良い。
少しセンチメンタルな作品の温度感が自分に合う。
今泉監督と何となく作品の繊細さが似ている気がする。
今泉監督が会話そのものに重きを置いているゆったりとした静的な繊…
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