「赤と黄に染まった夕焼け空を、もう一度見たくないか?」
彼はだれかを探していた。
道端では「ぼくたちを雇ってください」という男たちで溢れていた。
やがて、土埃の舞う殺風景な道に来た。
そこで…
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何回か挫折しつつ、やっと通しで観られました…。
夕焼けのあの色をもう一度見たいと思わないのか。あの世からでも見たい景色を前に、目を閉じてしまうのか。というおじいちゃんの言葉が印象的。
夕焼けだけ…
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車窓から覗ける橙に染まった気色は暖かく、始終聞こえる小鳥の囀りと風のそよぐ音が心地良い。正しく、映画にしかできない表現。
指で体のあちこちを触ると、どこも痛く感じる。それは身体が悪いのではなくて、指…
(C)1997 Abbas Kiarostami