主人公はヴァンダム演じるNATO工作員ジャック。
生物兵器を盗み出した女泥棒を列車で目的地まで送り届ける護衛する任務につく。
この生物兵器が天然痘ウイルスベースなのだが、早々に容器が破損して列車内に広がり乗客の間で感染・発症するのだが、いくらなんでも潜伏期間短すぎでは…と。
そしてヴァンダム、早い段階で良くある後頭部をガンとやられて倒れてしまいそれがきっかけで上記の状態に。しっかりして。
ジャックの職業を知らずにサプライズ的に乗り込んで来た妻・娘・息子をも巻き込んで、列車を舞台とする犯罪組織との戦いを繰り広げる。
場面の転換やらカット割に古風な洋ドラマ的な趣向をこらしてあり、また音楽もその雰囲気。その点は懐かしくも軽妙で悪くはなかったが、いかんせん話はありがち、アクションも特筆すべきものはなし。
女優さんはジャックの娘役も含め、わりと美人揃いだったように思います。
雰囲気だけは良い作品でした。