機内で観ました。
インド映画はムトゥ踊るマハラジャくらいしか観たことなかったのですが、インド映画と言ったらとにかく歌と踊り!というイメージがあります。この映画もそれはそうなんですがものすごく社会派な映画でもあり、インドという国が抱えている問題、それにどう立ち向かうかということが描かれていて、観終わったあとわぁっとなった映画です。
たった一つの愛が社会を動かし、世界を変えるということがこの映画には描かれていて、そしてそれは実話を元にしています。
社会で虐げられている人、不自由を強いられている人、その中には時にはそのことが当たり前になって、それを変えようとする人を逆に攻撃することすらあります。それも仕方の無いことだと思います。何が良いか悪いかなんて勝手に決めつけられるものではないけれど、何かを変えるためにはたとえばどうしても守りたい愛と言った熱情とそして理性的な説得しかないということがこの映画では描かれています。
そういう意味では漫画ワンピース空島編のノーランドとカルガラのエピソードを思い出しましたね。
見終わったあと、冒頭のテロップでこの映画が清潔主義を唱えたガンジーに捧げられていてエモみを感じた次第です。