リズと青い鳥のタンスのレビュー・感想・評価

切なくて愛おしい、青春って感じの映画だった。
自分にはその人しかいない、でもその人には自分以外にもたくさん友達がいる不安感とか、自分に依存していた特別な存在が他の人ともしっかり関係を作っていくことへの焦りや不安みたいなものがかなりしっかり描かれていて見ていて切なく懐かしくなった。
映像の綺麗さ、キャラクター同士の関係性の変化、音楽、後輩キャラの性格や会話など魅力的な見どころはたくさんあったけど全体として本当にいい映画を観たなという気持ちになった。